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アンプラグドコンピューティング/コンピューターを使わないプログラミング

2019/04/12
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2020年小学校プログラミングは必修化されますが、生徒一人につき一台のコンピューターを準備できる学校でなければ、プログラミングの授業は難しいと経験から感じています。かといって、すべての学校が生徒一人につき一台のコンピューターを準備できるとは限りません。小学校のプログラミングでは、アンプラグドコンピューティングという考え方があって、物事の順番を体感するプログラミング学習方法があります。たとえば、ハミガキの手順とか、誰かに何かをやってもらう手順を書き出してみるとか、自分や人の動作をあらためて確認してみるプログラミング学習法です。先日、点を番号の順番に線でつなぐと絵が出るプリントを小学生にやってもらいましたが、ごく初歩的なプログラミングをコンピューターを使わずに体感してもらっているのと同じであることに気付きました。

 

プログラミングを体感する上で、アンプラグドコンピューティングは重要なアプローチの1つだと私は考えます。当然で当たり前に感じていることほど、気に留めないので、仕組みを知るうえで気付きにくかったことに気付くのは意義があります。当然で当たり前に感じていることを、当然でないように感じるのは、それを初めて知る人や意義を感じない人には、めんどくせーと思うだけかもしれません。


中学生の頃、BASICで動かしたいと思って何カ月もかけて作った壁打ちテニスゲームが、Scratchでものの5分でできたときは、悔しいやら驚きやら、複雑な気持ちでした。


私の頃よりは低学年で、簡単にゲームが作れてしまいますが、あのとき私が感じた苦労と達成感は、味わいにくくなっているかもしれませんね。自分でゲームなどを作ってはいますが、私としてはもう少し粘り強さが欲しいと思ってしまう。本来、社会問題は解答集がないのですからね。デバッグができるようになってからが、プログラマーでしょう。