BLOG

マインクラフトカップ2019参加者の様子/損して得取れ

2019/07/31
ロゴ

「マインクラフトカップ2019参加者の様子/損して得取れ」

 

マインクラフトカップ2019作品提出の締め切りは8月18日です。3月10日から募集があったようですね。マインクラフトカップの存在を7月になってから知ったので、前から取り組んでおけば良かったなあ…と講師の私は思ったのですが、現在、参加者8名が作品作成に費やす3日間(1日3時間)のうち、2日間を終え、私が感じているところは、あれ?2日ぐらいで集中力が切れてしまったなあ、ということです。

 

作り上げるよりも、場が混乱するのを楽しむ子が必ずいて、作る時間が削られてしまうのです。幸い、場は盛り上がりながらも、喧嘩にならずに済んでいるのですが、せっかく作ったものが壊れるという事態が生じ、しかしながら、根っからのマインクラフトプレーヤーでそんなことは慣れっこなのか、これぐらいなら大丈夫とせっせと修復します。中には、自分が作ったものだけは無事と主張する子もいて、協調性といった面でまだまだこれからだなあ、と感じる場面もあります。

 

一昔前は、結果がすべてという教育方針が当たり前のようにあった気がしますが、今回のマインクラフトカップにしろ、宇宙エレベーターロボット競技大会にしろ、作品作りの過程と発表当日の経験は、結果云々よりも重要な経験だと私は思います。理由の1つはグループでの参加です。自分たちで作ったものがどの程度のものなのか、身をもって知ることになるからです。宇宙エレベーターロボット競技大会での例ですが、結果を受けて、来年もう一度挑戦したいとの思いが、次年度への参加と作品作りに生きたのを目の当たりしました。

 

私自身が「結果がすべて」という言葉に疑問を持っていました。優勝できなければすべての努力は水の泡のような指導のされ方には、疑問を超えて怒りさえ感じたものです。私が今見ている生徒さん方には、私が中学生ぐらいのときの一体感のようなものは感じられないのですが、今思えば、あのときの方が少々不気味だった気がしてなりません。極端な言い方をすれば、まだまだ軍隊式の教育だったのかもしれません。

 

結果がすべての裏返しとして、例えば、優勝とか、ノーベル賞受賞を、目標にする人がまだまだ目立つかと思いますが、賞というのは結果であって目的ではないことを私は主張したいですね。コツコツと努力を積み重ねて来た人には、賞など青天の霹靂であって、場合によっては突然、公の場に引きずり出され迷惑に感じる人もいます。名誉によって接する人が変わり、世界観を変えられ、人生が変わってしまうのです。

 

スポーツ選手であっても、オリンピックで金メダルを取ることを目的にしてしまうと、とった時点で気が抜ける。東大を目指して勉強するのも同じです。軍隊式の教育に慣れた人は、人をどう動かすかを考えるのかもしれませんが、私たちの世代はそうあってはいけない。極端な話をすれば、生かされるのではなく、自分の意志で生き、なぜ生きるのかを考え、どのように生きるのかを行動で示さなければなりません。

 

そういう意味では、目先の優勝など大したことはない。損して得取れ。仲間との協調性を意識し、養い育むことの方がよっぽど重要と考えております。わがままな消費者の言うことを聞いていたら、日本のメーカーは世界一になっていた、というのは、すでに実現しているかもしれません。

 

 考える力をみがく、プログラミング教室の先生が書いた本

人生をプログラミング!~自分の力で生きる~ 人生をプログラミング!~自分の力で生きる~

1,620円

Amazon