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マインクラフト・ペーパークラフトに見られる効果

2019/10/31

川崎市では、寺子屋事業が推進されています。寺子屋は、小学校ごとに開設され、地域の方々が週1回、宿題を手伝うなど、小学生の学習の支援をしています。私は、鷺沼小学校で寺子屋先生と、寺子屋コーディネーターを担当しており、月1回の体験学習を企画したり、そこでプログラミング教室を実施したりしています。

 

寺子屋さぎぬまでは、週1回の学習支援の後半、お楽しみ学習として、工作などの時間を設けています。先日は、ハロウィンの季節ということもあり、かぼちゃのお化け、さらにはゲームのモンスターのペーパークラフトを実施しました。

 

ゲームのモンスター、具体的にはマインクラフトなのですが、大変興味深い効果があったので、ブログに書こうと思いました。マインクラフトのペーパークラフトは、こちらからダウンロードしてプリントアウトし、誰でも楽しむことができます。今回は、こちらを利用させていただきました。
http://www.pixelpapercraft.com/

 

マインクラフトを知っている人なら誰でも知っているクリーパーはもちろん、エンダーマンやエンダードラゴンなどのモンスターもあります。面白いのは、単純なブロックだけのペーパークラフトもあることです。土ブロックや、ダイヤブロック、TNTブロックに、作業台、かまどなど、マインクラフトを知らない大人からすれば、ただの立方体になるだけのものが、なぜ楽しいのか理解に苦しむでしょう。

 

ところが、いつも騒いでいる子も含め、生徒さんたちは、ハサミを持って集中。さらには、きれいに切った方がきれいに作れることをアドバイスすると丁寧に切り、丁寧に折り曲げ、丁寧に糊付けし、できあがったただの立方体(知らない大人にはそう見える)を物凄く大事に丁寧に扱うのです。

 

そこには、思い入れが伴うので、思い入れの強いものは、大切に扱うのでしょう。それは、価値観であり、子供の価値観がわからない大人もいらっしゃるでしょうが、逆に、大人の価値観を子供に押し付けたところで、そこには思い入れは湧いてこない。

 

自分が大事にしている物や価値観を壊されると、子供でも怒ります。自分なりの価値観を持っている人は誰でも怒ります。逆に言えば、怒って良いわけです。子供たちは、大人の価値観を押し付けられ、自分の価値観を押し殺して奪われてはいないでしょうか。自分の価値観を見出し、それを大事に守ろうとすることも、心の教育ではないかと思います。

 

自分が大事にしているものがあるから、他の人にも大事にしているものがあると想像がつく。もし、自分が大事にしている価値観が無ければ、他の人が大事にしているかもしれないものを平気で壊すことでしょう。大人が子供に価値観を押し付ければ、公共のものや他人のものを平気で壊す弊害となって現れます。躾や教育と称して考え方を押し付けるような教育はいずれ社会さえも壊しかねない。そういう教育は、さっさとやめにして欲しいものです。

 

考える力をみがく、プログラミング教室の先生が書いた本