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生き方は自分で必死に見出さなくてはいけません

2024/11/11

清少納言が枕草子で秋を何と言っているか思い出せませんが、私は実りの秋だと思います。そして、人にとっても成長の秋であると思います。日本は四季がはっきりとしているため、冬に備える秋には、身も頭も引き締まるのでしょう。そういう意味では、受験シーズンが冬というのは、適している気がしますが、寒いのは嫌ですね。

私は、人生の半分で人生のすべてを知ると高校生ぐらいのときに志を立てました。あと2か月ほどで53歳という現在、まあまあ人の何たるかはわかったつもりでいます。行動経済学という学問も近年有名になり、結局は同じ状況で大抵同じ行動をするものです。少年老い易く学成り難しという言葉のとおり、遊んでいたり、ぼーっとしていれば、浦島太郎と同じ結果になります。しかしながら、人の自律神経系は、かなりアナログで、休みたいときには休まなければ体がもちません。一方、来るべき冬に備えなければ死んでしまいます。生き方は自分で必死に見出さなくてはいけません。人も厳しい自然に生きているというわけです。