中学生・高校生プログラミング オンラインマンツーマン講習 キャンペーン実施中【期間限定】
このたびは、考える力をみがく、パソコン家庭教師のホームページにアクセスありがとうございます。当校の経営兼講師をしております、前川と申します。よろしくお願いいたします。
現在、中学生・高校生プログラミング オンラインマンツーマン講習 限定キャンペーン実施中です。なお、受講者の人数などにより講師のスケジュールが埋まり次第、本キャンペーンは終了させていただきますので、ご了承ください。
・当校のオンラインマンツーマン講習
・実例のご紹介
・プログラミングを学んだ先。仕事をするうえでのスキル。
以上の順にブログを書いておりますので、ご一読いただけましたら幸いです。
当校のオンラインマンツーマン講習
当校のオンラインマンツーマン講習では、以下を利用しております。
・LINE通話
・クイックアシスト(Windwos標準ツール)
これらのツールは、無料で使えますので、お自宅にWifiがあり、スマホとWindowsパソコンをお持ちであれば、日本全国どこからでも、すぐにでもオンラインマンツーマン講習を受講していただくことができます。いただくのは、月謝のみで、その他料金をいただくことはありません。テキストは、本屋などでご自身で選んでいただき、同じものを講師が購入して共に学んでいくスタイルです。
料金は、1回1時間30分、月2回で、9800円。
さらに追加講習をご希望の場合は、9800円+1回あたり1500円×追加講習の数、です。
たとえば、月4回をご希望の場合は、12800円です。
今月だけ1回追加という場合も承ります。月5回以上をご希望の場合は、講師にご相談ください。
利用できなかった分は、振替をお受けします。振替利用について期限はありません。
お支払いは、銀行振込か、PayPayでお願いしております。
講師に時間的、体力的に余裕がある今だけ、ご提供できるオンラインマンツーマン講習です。
講習の内容やご希望の時間など、お気軽にお問い合わせください。
実例のご紹介
令和7年1月8日現在、当校で、中学生・高校生の方でオンラインマンツーマンプログラミング講習を受講されている方は、6名いらっしゃいます。以下に、その実例と、最後に小学生の例をご紹介させていただきます。
中学3年生のF君:
小学生のときから、当校の教室に通ってくださっていましたが、コロナ禍を機に、オンラインマンツーマン講習に切り替えられました。最初は、Scratch、次にPython、次にNintendo Switch「つくってわかる はじめてゲームプログラミング」、現在は、PHPを学んでくださっています。
こちらの生徒さんは、早々に進路が確定し、自らの意思で「プログラミングコース」を選び、その高校に進学されます。そうした経緯もあり、高校以降で学ぶ可能性のあるプログラミング言語に挑戦してくださっています。
当校からテキストなどをおすすめはしますが、指定することはなく、基本的に、本人が学びたい本を自ら選んでいただき、それを講師と共に学ぶスタイルをとっています。
私が、こちらの生徒さんにPHPをおすすめしたのは、気軽に使っているインターネットのしくみ、さらにはデータベースを理解できるようになることと、Pythonと並んで有名、かつ、この先仕事をするうえで、スキルとして強くアピールできるプログラミング言語であることが理由です。
私の仕事上の経験などを話題に加えながら、わかりやすく解説しております。
高校2年生のR君:
こちらの生徒さんも、小学生のときから当校の教室に通ってくださっていました。中学生になる年のはじめに一旦、退会されましたが、高校1年生の冬、再度プログラミングを学びたいと門戸を叩いてくださいました。もともと、Scratchが得意で、フォートナイトのオマージュ作品などを公開し、当時3万アクセス以上集めていたのを目にしたことがあります。Pythonを改めて学びたいとのことで、私の元を再度訪れてくれました。
Scratchでも、Pythonでも、言語は違えど、プログラミングの基本的な思考方法は同じですので、簡単に学ぶことができたようです。ただ、Scratchには無い変数型などがあり、新鮮味は損ないません。逆に、Pythonでは、画像を配置したり、キャラクターを動かしたりすることが難しいというか、面倒くさく、ゲームを作るためにわざわざPthonを学ぶ必要はありません。Pythonが強みを発揮するのは、やはりデータ処理やAIですね。
こちら生徒さんは、私の提案した選択肢の中から、データ処理やAIの方向にはいかず、現在、具体的には、Scratchでオセロ(リバーシ)のプログラムを作ってくれています。Scratchに代表されるような、動きの派手なプログラムの方が目立ちますが、動きは地味でもオセロのようなプログラミングの方が、実は難しいのです。なぜなら、そこにはアルゴリズムを考えなければならない過程があり、それをプログラミングコードとして具現化させなければならないからです。
私自身も、オセロ(リバーシ)をScratchで作り、本ホームページのギャラリーに公開していますが、公開してからアクセス数は少ないものの全国からアクセスは絶えません。アルゴリズムを考えることに慣れていない方は、いきなりオセロ(リバーシ)を作ることは難しいです。まずは、マルバツ(三目並べ)を作成することに挑戦してみてください。こちらの生徒さんにも、マルバツ(三目並べ)、マインスイーパーと自作してもらった次の段階として、オセロ(リバーシ)の作成に取り組んでもらっています。
高校を卒業しているY君:
こちらの生徒さんも、小学6年生のときからずっと通ってくださっています。現在は、他県に引っ越しされましたが、今は一緒にUnreal Engineを学んでいます。すでに、Unity、PHPの講習を終え、自分でやりたいプログラミング言語として、自らUnreal Engineを選びました。Unreal Engineでは、Blue Printという他の言語に比べて特徴のあるプログラミング言語を使用します。オープンワールドで3Dキャラクターを動かすことにハマっているようです。
実際、こちらの生徒さんは、ほとんど自分でYoutubeを見ながら学んでいる状態で、私があれこれいうことはほぼないのですが、逆に、あれこれと言わないのが良いようで、そのために自ら学ぶ姿勢が育ってきたように思います。アニメーションの動きなど、微妙な調整にこだわりがあるようで、ここまで来ると、プログラミングというよりも、映像製作に近いですね。
Unreal Engineは、Youtubeで学習用コンテンツがたくさんありますが、英語の方が充実しているようで、Blue Printもプログラミングツール自体も英語ですので、自ずと英語を理解しなければならず、こちらの生徒さんは、字幕を出しながら英語のYoutubeコンテンツを見て学習されています。中学生レベルの英語力があれば、案外大丈夫かもしれません。
高校3年生のH君:
こちらの生徒さんにも、私は、ほとんど何も言いません。MinecraftのModをJava言語で、Youtubeを見ながら作っています。わからないところがあれば言ってねとは言っているのですが、自分でトラブル対処(トラブルシューティング)をすることもプログラミングのうちであることを知っているのですね。逆に言えば、頑張れば、Youtubeをみながら、自分で何とかなる時代ではあります。しかしながら、前出の生徒さんも、何かしらあったときの保険のような考え方で、当校のプログラミングオンラインマンツーマン講習をご利用くださっているようです。
高校2年生のI君:
こちらの生徒さんには、親御さんの希望もあり、Pythonをお教えしていましたが、プログラミング言語としての理解はできても、自分で一から書くレベルにはなかなか至りませんでした。そこで、私は、IT関係の書籍を一緒に読み、理解を深めることを提案しました。すでに2冊の本を読み終えています。1冊は、インターネットの仕組みに関する本、もう1冊は、ChatGPTに関する本です。
現在は、数カ月にわたる進路相談に応じたのち、英検の試験対策に取り組んでいます。まずは3級の合格を目指しており、小学生のときから見ておりますが、その頃の勉強姿勢とは比べ物にならないくらい自主性が養われました。
自主性が養われれば、自らの力で勉強するだけでなく、自らの力で生きようとしはじめます。しかし、簡単にはいきません。こちらの生徒さんとの関係も、7年と長く、これまで積み上げてきた信頼関係のうえに、今の状態があると言えます。保護者の方々の中には、お子様の矯正をどこか期待しているところが見受けられるときがありますが、数カ月で成るものではありません。こちらの生徒さんの場合は、7年かかっています。子供が親の思うようにいかないのはよく言われることです。
ゲームに依存するのは、現実逃避や責任感の希薄さ、自暴自棄といった面があるので、これらを解消する方向で手を打つべきでしょう。私が見て来た限りでは、同じゲームしかやらない傾向が強いですね。そのゲームであればそこそこできるので、そこの井の中から出たくないのでしょうね。ゲームをやるなら、いろんなゲームにチャレンジすべきだと思ってます。ゲームのルールやシステムを理解できるのは、それなりの能力が高いことを示しています。
中学3年生のT君:
こちらの生徒さんは、オンラインではありませんが、マンツーマン講習でした。受験に向けて塾に通う傍ら、1回1時間の講習を希望してくださり、12月末で、Unreal Engineの本を1冊やり終え、1月から当校をお休みしたうえ、高校受験に邁進している真っ最中です。中学2年生までは、陸上部で駅伝のランナーをやるなど、公立中学でありながらも、成績も優秀で、まれに見る逸材と言っても良いでしょう。
中学1年生のときから当校に通塾してくださり、プログラミングの本は、Scratchは、もちろんPythonもやりましたし、Switchのつくってわかるはじめてプログラミングも最後までやり切りました。この、何かしら本を1冊やりきるというのは、大いに自信につながります。プログラミングの本は、IT専門用語も多く、最初は読みにくいのですが、次第に理解できてくると楽しくなってきます。他の教科と違て、「動く」のが良いですね。
自分の力だけで、アルゴリズムを考え、プログラムコードにする力は、まだ潜在能力として眠っているようですが、高校に進学して環境が変われば、その能力が開花するかもしれません。そうですね…、あまり要領良くプログラミングを学ぶと、上っ面だけを撫でて、自分でコーディングする力が身につかないかもしれません。小学生のうちは、それで見た目、派手に動くものがつくれ、周囲の大人たちをあっと言わせたりするのですが、中学生以上で、そうしたプログラミングをしている方はどんどん少なくなるでしょう。しかし、一方で、前出Y君のように、映像製作のレベル生徒さんもいるのでは、すべてがこの例にあてはまるとは言えません。
そういえば、大学の受験科目に「情報」が追加されるとのことで、プログラミングの知識が役に立つかもしれませんが、恐らくわずかでしょう。学校の先生は、どちらかというと、プログラミングよりも、10進数を2進数で表すような学問的な内容を教える方が得意ですし、試験に出しやすい。そういう意味では、アルゴリズムを具現化するような思考を学ぶ場は、現在でも限られていると思います。そうした場がまったくないかというと、私の経験でいえば、数学でしたね。数学でも、単純な計算問題を解くのではなく、証明を導くような思考が、アルゴリズムを具現化し、プログラムコードとして完成させる思考に似ています。似てはいますが、証明問題が解けるからといって、プログラミングができるわけではありません。
高校数学で、証明に興味を持てると、プログラミングはそれ以上に楽しいものとなること間違いなしです。が、やはり、学年で1人か2人いるかどうかの世界かもしれません。お前と似た奴などごまんといるなどと言われたことがありますが、私は会ったことがありませんし、会わせてもらったこともありません。
小学3年生のS君:
最後に、小学3年生の例を書きたいと思います。こちらの生徒さんは、Scratchがよくできる生徒さんであり、少し遠方にお住まいということで、オンラインマンツーマン講習を選択されました。最初は、好き勝手にやっていたのですが、本を1冊買って、それを一緒にやりました。できる方だとは言っても、プログラミングの理屈を十分に理解しているわけではないので、本に書いてあるプログラムを丸写しというスタイル(一般的に、写経と言ったりします)に自ずとなります。
写経となってしまうのは、それはそれで良いのです。私も小学生の5年生ぐらいのときに雑誌BASICマガジンを片手にパソコンに打ち込んでいるだけでした。そういう意味では、入力の量は今のScratchのようなビジュアル言語とは比べ物にならないですね。キーボードへの恐怖感はなくなり、タイピングだけはできるようになったと思います(しかも、当時は片手)。
小学校中学年という時期は、先生の言うとおりにやってきて優秀だった低学年の時期と比べると、算数などの理屈が難しくなってくる頃で、低学年のとき優秀だった生徒さんであるほど、自分がよくできる生徒であることを先生に見せたがる傾向があるように思います。プログラミングは理屈の塊で、先生と同じようにしても、自分が思っているように動かすことができません。このジレンマは、こうした生徒さんにとってストレスのようで、たとえれば、言いたいことが言えなくてとてももどかしい状態です。
この状態を脱することができるのは、高学年になってからではないかと私は考えており、無理やりプログラミングを学ばせることはしません。興味をもって取り組まない限り、プログラミングの能力は伸びないでしょう。逆に言えば、興味が沸くまで待つのが最適だと私は考えます。
しかしながら、これまでの私の経験から言えば、中学生、高校生で本格的にプログラミングを学ばなければ、恐らく、仕事で使い物になるスキルや技術としてのプログラミングを学ぶことはその後一生無いでしょう。私も含め、情報工学科などの学部を選んで大学に通う生徒さんの多くは、中学、高校のときに本格的なプログラミングに触れているはずです。大学に入ってから初めてプログラミングを習うというのは、たぶんついていけない。
むしろスキルとして身についてしまえば、技術でメシが食える!と言いたいところですが、どうもガラスの天井があるようで、未だに学歴社会なのか、大学は卒業した方が良いかもしれません。卒業後は、技術力をもった管理職、さらには、そのうえを目指して欲しいと思います。おすすめは、マーケティングに関して大学在学中など時間のあるときに独学で学ぶことです。IT技術ととても相性が良いです。
プログラミングを学んだ先。仕事をするうえでのスキル。
就職や転職を支援する会社の方、一般に就職支援エージェントと呼ばれる方にお話を聞く機会があり、IT業界の就職状況について知ることができましたので、ここに書いておこうと思います。
まず、転職が当たり前の時代と言われていますが、多ければ多いほど良いわけではなく、やはり適切な回数があるようです。6回、7回と転職をされている方は、次の就職で不利になる場合が多いとのことでした。とはいえ、合わない会社で無理矢理働き続けるのもよくありません。新卒入社4か月で転職した方もいるとのことで、自分がポジティブに動ける間に動くべきであることは変わりありません。ちなみに、こちらの新卒入社4か月で転職した方は、採用時には設計、開発ができるとのことだったのに、営業サポートをやらされ、かなり不本意だったようです。
私の時代は「3年ぐらいは我慢しろ」とまだ言われていた時代ですので、私自身そのようにしましたが、本人の希望と大きく異なる場合は、新卒入社数か月などと臆することなく、転職を決意したほうが良いようですね。令和7年1月13日日経新聞朝刊1面に「第二新卒、求人2年で倍増 若手確保急ぐ JTBや三菱電機 少子化・離職増、新卒一括難しく」との記事が掲載されていました。入社して数年以内の転職は、増えているようです。また逆にポジティブに捉えている面があるようで、チャンスでもあるようです。見切りをつけるタイミングでもあるということのようですね。
2000年前後インターネット黎明期といわれる時代、就職氷河期にも関わらず、私は、理系の国立大学情報工学科卒ということで、幸い、大手メーカーに新卒入社することができましたが、そのケースは少ないそうです。一般に、技術者を派遣する会社の社員として働き始め、会社サポートの元、技術者としてのキャリアを積むのが一般的なようです。派遣会社ですから、他の会社の案件を受けて働くのですが、派遣されていないときも、派遣会社の正社員として給料をいただける上に、その間、技術力も高めることができるそうです。さらには、その技術力次第では、70代になっても仕事があるとのことで、プログラミングなどITスキルを技術として身に着けるのであれば、こうあるべきだと私は思いますし、そういう時代になったという話を聞いて、私は大変うれしくなりました。
お話をしてくださった就職支援エージェントの方に、中学3年生でPHPを学んでいることを伝えたところ、大変興味をもってくださり、学生さんの就職支援が必要であれば、ぜひお声がけくださいと、言っていただけました。
お話を伺っていると、30代ぐらいであれば、IT関係は未経験でも就職させてもらえる会社は多いそうで、それだけ人がいないにも関わらず、技術者を上手に育てることができていないのが、現代社会の現状のようです。
私の元に通ってくださり、中学生、高校生でプログラミングを学んでくれている方は、先ほど例に挙げた5名ほどですが、この人数は、少ない数ではないと私は思います。恐らく、各学校1学年に1人か2人いるかいないかのレベルだと思います。PHPというプログラミング言語が習得できれば、仕事ができます。そのレベルの方が、当校にいるというのですから、本当にすごいことなのですが、残念ながら、多くの人には、それがピンと来ない。私は、それが非常に残念でありません。悲嘆にくれるほどです。
当校で身に着けた技術力を元に、生き抜いて欲しいと私は考えていますが、技術派遣会社があり、一般の派遣とは異なるステータスを築き上げ、キャリア支援をしてくれているとは知りませんでした。勝手に同志のような気持ちになってしまいます。
そして、今回お話を伺えた就職支援エージェントの方との出会いにも感謝です。もしかすると、実に3~4年後は、専門校や大学を卒業した当校の生徒をご紹介できるかもしれないのです。生きる先々困難はあれど、いらぬ困難は必要ありません。就職活動でいらぬ労力を払わない方が良いにこしたことはありません。
最後に、私は技術力さえあれば高卒でもやっていけるだろう、そういう時代だろうと思っていましたが、会社としては、専門学校は卒業して欲しいというのが本音らしいです。私自身を振り返れば、技術力はあっても人と接する能力が低ければ、低い評価を受けてしまうことを知っていますので、専門学校2年間または大学4年間は、技術力向上はもちろん、人との接し方を学ぶ意味でも大事な期間であると思います。