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興味をもったことをベースにして、どんどん発信していって欲しいと思います

2025/02/10

受験シーズン真っ盛りですが、中学受験をされている方からは、早々に連絡をいただいております。一人は、歴史研究部がある学校の合格が決まり、一人は、LEGO部がある学校に受からなかったので地元の中学校に行くとのことでした。いずれにしても、自分でやりたいことを見つけて学校を選ぶというのは、とても素晴らしいことだと思います。

私は、歴史は、高校生だったか大学生になってからだったか、司馬遼太郎を読み漁り、身に着けた知識の1つです。学校で学ぶ歴史では、それはただのテスト対策のために覚える名前、もっと言えば単なるラベルでしかありませんでしたが、司馬遼太郎氏の小説には、そこに人が生きていたことを実感させてくれるものでした。つまり、歴史を人の視点から見て、その時代、その地位にある人物の心理、環境や背景を踏まえて、その人がなぜそうした行動をとるに至ったかを学べる教科書でした。

ものの考え方として、プログラミングが歴史に全く関係がないかというと、そんなことはなく、むしろそんな考え方をしてしまってはもったいない限りです。プログラミングは、順序と条件分岐が重要です。歴史上、その順序と条件分岐であったから、今の事実があるのであって、もし、その順序が違っていたら、条件が違っていたらなどと考えることは重要です。たとえば、日本が先の太平洋戦争に突き進んでしまったのは、日露戦争に勝ってしまったためであって、さらに太平洋戦争に負けたおかげで、日本は軍国主義国家に至らずに済んだと、私は考えています。

私は、こうしてドンドン自分の考えをSNSやブログに投稿をしています。ネットについて、あれこれ言われますが、私はSNSやブログを書いて、どんどん自分の意見を発信していくのが良いと思います。学校では、読み、覚える練習は嫌と言うほどさせられますが、書く練習は極端に少ない。上官の言うことを聞く兵隊を作る思想が根底に残っているとも考えられます。ですから、そうした腐り切った教育の考えが根底にあるかどうかは定かではありませんが、今の教育の在り方に負けず、また成績が良かったとしてもそれに満足せず、興味をもったことをベースにして、どんどん発信していって欲しいと思います。ときには叩かれることもあるかと思いますが、それがまた自分を成長させる糧になることは確かです。