BLOG

「大学の知識」が通用しなかった私の過去。AI時代に、学校では教えない「自走する力」が必要な理由

2026/04/20

こんにちは。「考える力をみがく、パソコン家庭教師」の前川です。

「プログラミングを学ぶ」とは、単にコードを書く作業ではありません。私は、**「ルールを理解し、その前提の上でどう進展を求めるか」**という、人生を切り拓くためのトレーニングだと考えています。

なぜ私が、スキル習得以上に「考える力」を重視するのか。それは私自身の、ほろ苦い会社員時代の経験に理由があります。

 

1. 会社員時代に突きつけられた「学問と実務」の壁

私は大学時代、単位を取るために一生懸命勉強しました。しかし、大手メーカーに入社して突きつけられたのは、**「大学の知識は、仕事では何も役に立たない」**という残酷な現実でした。

大学の計算機室のように、用意された環境で課題を解けばいいわけではありません。開発環境をゼロから自分で構築するのは当たり前。当時の私にはビジュアルプログラミングすら理解できず、それを自分のものにするまでに数年の月日を要しました。

さらに苦労したのは「言葉」です。開発現場の理系的な言葉遣いは、営業部には一切通用しません。私はそこで初めて、ビジネスを理解するために「マーケティング」を独学し始めました。大学で教わった一般教養ではなく、**「逆境の中で、自分で学び取る姿勢」**こそが、私を本当の意味で社会人に成長させてくれたのです。

 

2. PythonとAI活用。それは「ルール」を操る力

プログラミング言語は、一つを深く理解すれば、他の言語も派生して理解できるようになります。私が今、全国で2%の教室しか扱えない「Python」を指導の柱にしているのも、それが現代のビジネスやAIに直結する「ルールの核」だからです。

また、私は会社員時代から「言葉の使い方」「相手への伝え方」「質問の仕方」を極限まで意識してきました。その経験が今、**「生成AIを使いこなす技術」**として結実しています。 AIは、私の知識と経験を保管し、拡張してくれる最強のツールです。この「AIを相棒にする力」は、かつて私がマーケティングを学んで営業部と対話したように、異なる領域を繋ぐ架け橋になってくれます。

 

3. 保護者様へ:ゲームに夢中な姿を、単なる遊びで終わらせていませんか?

お子さまがゲームに没頭しているとき、それを「ただの遊び」と片付けてしまうのはもったいないことです。 ゲームのルールを理解し、ストーリーを把握し、意欲を維持して必ずクリアする。その「心の持ちよう」は、間違いなく一つの能力です。

ただし、注意すべき点があります。ゲームはあくまで「生きる上でメインで頑張る場」ではありません。 もし、ゲームで頑張った直後に美味しいご飯を食べる習慣があれば、脳は「ゲームを頑張れば報酬が得られる」と順応してしまいます。何を頑張り、その報酬として何を得るか。 この循環を正しく導くことが、子供の成長には不可欠です。

 

4. 「自走」できる大人への準備を

プログラミングとは、ルールの中で自ら帆を張り、目的地へ進む練習です。

会社や社会は、常に独自のルールで動いています。その中で「自分で学び取る姿勢」を持てるかどうか。 「考える力をみがく、パソコン家庭教師」として、私はプログラミング指導を通じ、お子さまが社会という広い海に出たときに自力で泳ぎ抜ける、本物の力を授けたいと考えています。