「学校だけでは不十分」な時代をどう生きるか。プログラミングとゲームから学ぶ、一生モノの『自走する力』
こんにちは。「考える力をみがく、パソコン家庭教師」の前川です。
プログラミングとは広い意味では、**「ルールを理解し、そのルールを前提に進展を求めること」**かもしれません。コードを書く技術そのものよりも、その根底にある「思考の型」こそが、これからの時代を生き抜く武器になると私は確信しています。
なぜ、スキル習得以上にこの「心の持ちよう」が重要なのか。私自身のほろ苦い経験からお話しします。
1. 突きつけられた「逆境」という名の学び
人は成長と共に、否応なしに広い世界へと出ていかなければなりません。かつてはその準備の場所が学校でしたが、現代では学校教育だけでは不十分なのが現実でしょう。
私自身、大学で学び、単位を取るために一生懸命勉強しました。しかし、満を持して会社に入ったとき、そこで待っていたのは「大学の知識が仕事で何一つ役に立たない」という悔しい現実でした。 用意された環境で課題を解く大学とは違い、会社では開発環境をゼロから自分で構築するのが当たり前。ビジュアルプログラミングすら理解できず、自分のものにするまでに数年を要しました。さらには、理系的な言葉遣いが通用しない営業部との対話において、マーケティングを独学しなければならなかったのです。
大学の単位のために詰め込んだ知識は、仕事の現場では無力でした。しかし、受験など学習面におけるいくつかの逆境を乗り越えた経験だけは、私を裏切りませんでした。その経験が、会社でのさらなる学びへと自らを奮い立たせたと確信しています。未知のルールに直面したとき、いかに学び、いかに適応するか。その姿勢こそが、私を本当の意味で救ってくれたのです。
2. 「ゲームクリア」という能力
意外に思われるかもしれませんが、私はゲームクリアの達成感も重要な能力の一つだと考えています。 ゲームのルールやストーリーを理解し、必ずゲームクリアする意欲を維持する心の持ちよう。これは、プログラミングやビジネスの現場で「ルールを見極め、進展を求める」プロセスと全く同じです。
しかし、なぜゲームが時に否定的に捉えられるのでしょうか。それは、やめられない人がいるからですね。もしかすると、ゲームで頑張ったあとご飯を食べられるのがいけないのかもしれません。 頑張った報酬として脳と体が順応してしまうのは問題です。何を頑張り、その報酬として何を得ているかは成長のうえで重要です。当校では、プログラミングを通じて「自分の知性で世界を動かした」という手応えを報酬に変える練習をします。ゲームで養った「意欲」を、現実世界を切り拓く「知力」へと接続するのです。
3. 「自走」できる大人への準備を
会社の中には会社のルールがあります。私はそれを学び、言葉の使い方、相手への伝え方、質問の仕方をずっと意識してきました。 その「自分で学び取る姿勢」は今も変わりません。だからこそ、Pythonという本格的な言語も、生成AIという最新のツールも、私にとっては知識と経験を補完してくれる最強の相棒となります。
プログラミングとは、ルールの中で自ら帆を張り、目的地へ進むための準備です。
お子さまがゲームに夢中になっているその熱量を、単なる遊びで終わらせないために。「考える力をみがく、パソコン家庭教師」として、社会という広い海へ出たときに自力で泳ぎ抜ける、本物の「自走する力」を共に育んでいきたいと考えています。