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GW、学校がつまらないと感じていませんか?「プログラミングコードを書かなくなった」生徒の、驚くべき成長と自信の正体

2026/05/03

こんにちは。「考える力をみがく、パソコン家庭教師」の前川です。鷺沼の教室から、あるいはオンラインを通じて、日々子供たちと「思考の型」を磨いています。

 

1. GW、少し立ち止まって考えてみませんか?

ゴールデンウィークですね。家族での予定を楽しむ一方で、ふとした瞬間に子供が「学校、つまんないなぁ」と漏らしたり、新学期の疲れから来るサインを出したりしていませんか?

学校という場所は、時に決められたルールや進度が一斉に適用されるため、子供たちの本能的な curiosity(好奇心)が満たされない場面もあるかもしれません。私たちは、そうした「学校では消化しきれない、もっと知りたい、もっと考えたい」という心の声を受け止める場所でありたいと願っています。当校でご相談にのれることがありましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。

さて、今日はある生徒さんの、驚くべき、そして私自身の「解釈違い」を正してくれた成長のエピソードをお話しします。

 

2. プログラミングは「書き」よりも「読み」が難しい

皆さんは「プログラミング」と聞くと、どのような光景を思い浮かべますか? おそらく、真っ黒な画面にものすごい速さでアルファベットを入力する「書き」の作業を想像されるでしょう。

しかし、プログラミングも「言語」の一つです。英語や日本語と同じように、プログラミングにも大きく分けて「読み」「書き」があります。

普通の言語を習得する際を思い出してください。幼児はまず言葉を「聞き(読み)」、その意味を理解してから、やがて自分で「話し(書き)」始めます。中学英語でも、長文読解はできても、自分で英作文をするのは苦手という状態がありますよね。プログラミングも全く同じです。コードの文法を丸暗記して「書く」ことはできても、他人が書いた、あるいは少し複雑な処理の全体像を「読み、解釈する」のは、実は「書く」以上に高度な能力を要求されます。

 

3. Scratch、Python、PHP、そして機械学習へ――ある生徒の軌跡

私の教室に通うある生徒さんは、この「読み」と「書き」のステップを、素晴らしい集中力で駆け抜けました。

まずは視覚的に仕組みが分かるScratchでプログラミングの基礎を楽しみ、次に現代ビジネスの最前線で使われるPython、そしてWebアプリケーションを作るためのPHPへと、段階的にプログラミング言語の種類を広げていきました。

それだけではありません。この生徒さんは、私と一緒に機械学習の専門書を読むことにも挑戦しました。小学生や中学生が機械学習の仕組みを理解するのは並大抵のことではありませんが、彼はそこで、プログラミング言語の枠を超えた、さらに一段高い視点での「思考の型」を身につけ始めたのです。

 

4. 私の「解釈違い」――彼はなぜ、コードを書かなくなったのか

最近、私はその生徒さんの様子を、少し心配していました。以前のように、積極的に新しいプログラムコードを書こうとしなくなったからです。「伸び悩んでいるのだろうか?」そう感じていました。

しかし、それは私の大きな「解釈違い」でした。

彼は最近、新しいことに挑戦しています。それは、「特許の文章を、生成AIに書かせること」です。

これは、プログラミングの枠を完全に超えています。特許の文章は、極めて論理的で、厳密な用語の定義が求められる、普通の日本語(自然言語)の最難関の一つです。彼は生成AIに対して、どのような「論理的指示(プロンプト)」を与えれば、特許として成立するほどの厳密な日本語を出力できるかを考え、操作しているのです。

 

5. 理解や解釈とは「用語の解釈の積み上げ」である

なぜ、彼はコードを書かなくても、そんな高度なことができるようになったのでしょうか。

彼は、機械学習の本や複雑な特許文章と格闘する中で、本質的なことに気づいたのです。 それは、「何かを理解したり解釈したりするとは、一つひとつの用語の解釈を、地道に積み上げていく作業でしかない」ということです。

プログラミングで、ある関数が何を意味し、どのような変数を取るのか、その「用語(コード)」を正しく解釈できなければ、プログラムは動きません。生成AIへの指示も、特許の文章も同じです。用語の一つひとつを曖昧にせず、論理的に積み上げていく。その作業こそが、本当の意味での「知性」であり、彼はそのことに気づいたのです。

この気づきは、彼に「僕は、世界を論理的に解釈できる」という、不動の自信をもたらしました。

 

6. プログラミング言語から、小説へ――「言語の再構成」がもたらす地頭力

彼の成長は、さらに続きます。 論理の積み上げに自信を深めた彼は、今、再び「普通の言語」に強い興味を持ち始めています。

小说などをたくさん読むことで、頭の中に、より豊かな、より複雑な論理構造を持った「言語システム」を再構成しているのです。プログラミングで培った論理的思考力が、現実の言葉の世界を解釈する力を高め、その言葉が、また新たな論理を生み出す――この素晴らしい循環こそが、私が目指す「地頭トレーニング」の理想形です。

プログラミングを学ぶことは、コードを暗記することではありません。 「世界を解釈し、再構成するための『考える力』」を養うことなのです。

このGW、もしお子さまが今の学びに物足りなさを感じているなら、ぜひ一度、当校の「考える力をみがく」指導に触れてみてください。コードの枠を超えて、一生モノの自信と地頭力を共に育てていきましょう。