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ゲームは勉強の邪魔?付き合い方で育つ考える力とプログラミング学習への繋げ方

2026/09/19

 ゲームをしている時間が長いと、勉強がおろそかにならないか、生活リズムが崩れないかと心配になることがあります。特に中学生や高校生になると、定期テストや受験もあり、ゲームとの付き合い方に悩む親御さんもいると思います。 一方で、ゲームには状況を判断したり、失敗した方法を変えて試したりする要素があります。ただし、ゲームを続けるだけで勉強ができるようになるわけではありません。大切なのは、ゲームを良いもの、悪いものと分けるのではなく、生活の中でどう付き合い、そこで生まれた興味を次の学びへどうつなげるかです。 この記事では、ゲームと勉強、生活リズムの関係を整理しながら、考える力につながる付き合い方を紹介します。後半では、ゲームへの興味をゲーム制作やプログラミングへ広げる方法についても取り上げます。

 

【目次】

・ゲームとの付き合い方で子どもへの影響はどう変わる?

・ゲーム依存を防ぐ付き合い方と生活リズムの考え方

・考える力を育てるゲームとの付き合い方とは?

・ゲームとの付き合い方をプログラミング学習へつなげる

・考える力をみがく、パソコン家庭教師が考えるゲームとの付き合い方

・まとめ

 

ゲームとの付き合い方で子どもへの影響はどう変わる?

ゲームについて考えるとき、私はプレイしていることだけを切り取って判断しないようにしています。ゲームの種類や遊ぶ時間だけでなく、勉強や睡眠など日常生活との関係を見ることが大切だからです。

ゲームそのものを勉強の敵と考えなくてよい理由

ゲームには、決められたルールを理解し、状況に合わせて次の行動を決めるものがあります。うまく進めなければ方法を変えて再挑戦することもあります。そのため、ゲームをしている時間をすべて勉強とは反対の時間として考える必要はありません。 ただし、ゲームをすること自体が学習になるわけでもありません。何を考え、どのように遊んでいるのかまで見ることが大切です。

ゲームの種類によって使われる能力は異なる

たとえば音楽に合わせて操作するゲームでは、画面と音から情報を受け取り、適切なタイミングで指を動かします。街や建物を作るゲームでは、材料や配置を考える場面があります。対戦型なら、相手の動きを見ながら自分の行動を変える必要があります。 このように、ゲームによって使う能力は異なります。ゲームという言葉だけでまとめず、子どもが実際に何をしているのかを見ることがポイントです。

ゲームだけでは専門的な学びにつながらない場合もある

一方で、ゲームには限界もあります。たとえば音楽ゲームが得意になっても、それだけで楽譜の読み方や楽器の演奏、作曲まで学べるわけではありません。 ゲームの中では、あらかじめ設定されたルールの範囲で操作します。そこから専門的な分野へ進むには、ゲームの外にある知識や技能を学ぶ必要があります。 だからこそ私は、ゲームで生まれた興味を次の行動へつなげることが大切だと考えています。コンピューターの仕組みに興味を持ったなら、自分でゲームを作ってみることもその一つです。

勉強や睡眠を圧迫していないか生活全体から考える

ゲームとの付き合い方で確認したいのは、遊んだ時間だけではありません。宿題が後回しになっていないか、睡眠時間が短くなっていないか、翌日の学校生活に影響していないかを見る必要があります。 特に中高生の場合は、親が毎日のゲーム時間を細かく管理するだけでなく、本人が勉強や睡眠に必要な時間を考え、自分で調整する経験も大切です。 ゲームを禁止すれば解決すると考えるのではなく、生活の中のどこにゲームを置くのかを本人と考えることが、付き合い方を見直す第一歩になります。

 

ゲーム依存を防ぐ付き合い方と生活リズムの考え方

ゲームとの付き合い方では、遊んだ時間だけでなく、勉強や睡眠など生活全体への影響を見ることが大切です。特に中高生では、親が細かく管理するより、本人が自分の予定を考えて調整する経験も必要になります。

ゲームをやめられない状態を時間だけで判断しない

同じ二時間のゲームでも、学校の課題を終えて睡眠時間も確保できている場合と、宿題や入浴を後回しにしている場合では状況が異なります。 見るべきなのは、ゲームを終える約束を守れない、夜遅くまで続けて翌朝起きられないなど、具体的な生活への影響です。ゲーム依存という言葉だけで決めつけず、どこに支障が出ているのかを確認することから始めます。

ゲームと食事のタイミングについて私が考えていること

以前の記事では、ゲームと食事のタイミングについても取り上げました。努力や達成のあとに報酬を得ると、その行動を繰り返したくなるという考え方から、ゲームの直後に毎回食事を置くのではなく、食事前の時間を勉強や課題に使うという考え方です。 ただし、食事の時間を変えるだけでゲーム依存を防げるわけではありません。睡眠や家庭でのルール、本人の生活状況なども含め、一日の過ごし方を見直すための一つの視点として考えています。

勉強とゲームを切り替えやすい一日の流れを考える

ゲームを始めてから勉強へ戻ろうとすると、もう少し進めたいという気持ちから切り替えにくくなることがあります。その場合は、ゲームを始める前に、その日に必要な課題や翌日の準備を確認しておく方法があります。 部活動や塾がある日もあるため、毎日同じ時間割にする必要はありません。何を終えたら遊ぶのかを本人が把握していれば、勉強とゲームを切り替える基準が分かりやすくなります。

中高生には禁止より自分で管理する経験を大切にする

中学生や高校生の場合、親が毎日のゲーム時間を決め続けるより、本人に予定を考えてもらうことも大切です。テストまでの日数や課題の量を確認し、そのうえでゲームに使える時間を判断します。 予定通りにできなかった日も、何が原因だったのかを振り返れば次の行動を考える材料になります。自分で予定を立て、結果を確認して修正する経験は、ゲームとの付き合い方だけでなく、勉強やプログラミングにもつながる考え方です。

 

考える力を育てるゲームとの付き合い方とは?

生活とのバランスが取れているなら、次に見たいのはゲームの中で子どもが何を考えているかです。ゲームには、失敗した理由を考えたり、情報を調べたり、別の方法を試したりする場面があります。こうした経験を遊びだけで終わらせず、次の学びへつなげる視点が大切です。

失敗の原因を考えてもう一度試す経験

ゲームでは、一度で思い通りに進まないことがあります。敵に負けたら装備や行動を変える、時間内にクリアできなければ順番を見直すなど、結果を見ながら次の方法を考えます。 ここで大切なのは、失敗したらすぐに正解を見るのではなく、なぜうまくいかなかったのかを一度考えることです。この考え方は、数学の間違いを解き直したり、プログラムのエラーを修正したりするときにも共通しています。

攻略情報をそのまま使わず自分の状況に合わせて考える

ゲームで先に進めなくなると、自分で攻略方法を検索したり、動画を確認したりすることがあります。情報を調べること自体ではなく、見つけた内容をどう使うかがポイントです。 自分が持っている道具や現在の状況が違えば、同じ攻略方法ではうまくいかない場合があります。いくつかの情報から必要な部分を選び、自分の場合はどうすればよいのかを考えます。 プログラミングでも同じように、検索して見つけた内容をそのまま使うだけでは解決できないことがあります。自分の目的や現在の状態と照らし合わせて試すことが必要です。

遊んで面白い理由を考えるとゲームの仕組みが見えてくる

私は、ゲームが好きな子には、どこが面白いのかを考えてもらうことがあります。キャラクターを育てることなのか、難しい課題をクリアすることなのか、自分で建物や街を作ることなのかによって答えは変わります。 さらに、なぜこのルールなのか、どうしてこの難易度になっているのかまで考えると、普段は意識しなかったゲームの仕組みが見えてきます。 遊ぶ側では用意されたルールに従いますが、作る側ではそのルールを自分で決めなければなりません。ここが、ゲームへの興味をプログラミングへ広げる接点になります。

遊ぶだけでは届かない学びへどうつなげるか

ゲームの中で試行錯誤していても、それだけで専門的な知識や技能まで身につくわけではありません。そこで大切になるのが、興味を次の行動へつなげることです。 ゲームが好きなら、自分ならどんなゲームを作るかを考えてみる方法があります。キャラクターの動きや得点、勝敗の条件を自分で決め、それを実際に動かすためにはプログラミングが必要になります。 ゲームをやめて別の勉強を始めるのではなく、好きなものを入口として、遊ぶ側から作る側へ進んでみる。私は、この切り替えがゲームとの付き合い方を学びへ広げる一つの方法だと考えています。

 

ゲームとの付き合い方をプログラミング学習へつなげる

ゲームへの興味を学びへ広げるなら、遊ぶ側から作る側へ進んでみる方法があります。普段は意識せずに遊んでいるゲームも、自分で作ろうとすると、ルールやキャラクターの動きを一つずつ考えなければなりません。ゲームを禁止して別の勉強へ切り替えるのではなく、好きなことを入口にしてプログラミングへつなげることができます。

ゲームを遊ぶ側から自分で作る側へ進んでみる

完成したゲームでは、用意されたルールに従って操作します。一方、自分で作る場合は、何をしたら得点になるのか、どの条件で勝敗が決まるのか、キャラクターをどう動かすのかまで自分で決めます。 考えた通りに動かなければ、どこに原因があるのかを調べて修正します。ゲームで行っていた試行錯誤を、自分が作った仕組みに対して行うことになります。

Scratchでマンカラやオセロを作るとルールを細かく考える必要がある

私の教室では、Scratchを使ってマンカラやオセロのアプリを制作しています。普段は簡単に理解できるルールでも、コンピューターに判断させようとすると細かく分ける必要があります。 たとえばオセロなら、石を置ける場所なのか、相手の石を挟んでいるのか、どの方向の石を裏返すのかを順番に考えます。マンカラでも、石の移動や手番が変わる条件を整理しなければなりません。 完成させることだけではなく、なぜこの命令が必要なのかを考えることが、プログラミングを学ぶうえで大切です。

小学校高学年では好きなゲームを入口に制作への興味を広げる

小学校高学年では、本人が好きなゲームを入口にする方法もあります。最近は、あつまれどうぶつの森も取り入れながら、ゲームへの関心を制作する側の視点へ広げています。 Scratchでアニメーションを作ったり、マインクラフトの画面をキャプチャして動画を編集したりすることもできます。最初から難しい技術を学ばせるのではなく、本人がやってみたいことから始め、自分なりの工夫を加えていくことを大切にしています。

中高生はUnityやUnreal Engineを使ったゲーム制作へ学習を深める

中学生や高校生になると、Scratchより複雑なものを作りたいという希望が出てくることがあります。その場合は、理解度や目的に合わせてUnityやUnreal Engineを使った制作へ進むこともできます。 三次元のアニメーションやゲームを作る場合には、完成までの手順を自分で考え、必要な機能を調べながら進めます。私は中高生に対して、最初から細かな指示を出すのではなく、自分でできる部分は本人に任せるようにしています。

ゲーム制作を通して数学や英語を使う場面も出てくる

ゲーム制作では、プログラミング以外の知識が必要になることもあります。キャラクターの位置や移動を扱えば座標や数値を使いますし、開発環境や資料の中で英語を読む場面もあります。 私の教室では数学や英語も教えているため、制作中に必要になった内容を確認しながら進めることもできます。学校で学んでいる知識が実際の制作でどのように使われるのかを経験できる点も、ゲームを作る側へ進む意味の一つです。

 

考える力をみがく、パソコン家庭教師が考えるゲームとの付き合い方

ゲームへの興味をプログラミングにつなげるとき、私が大切にしているのは、決められた教材を終えることだけではありません。子ども自身が何を作りたいのかを考え、自分で試す時間を残すことです。特に中学生や高校生には、細かな手順を指示するより、本人の自主性を尊重しながら必要な部分を支えるようにしています。

私は自力で何とかしたいという子どもの気持ちを大切にしている

プログラミングでは、あと少しでできそうなのに思った通りに動かないことがあります。本人が自分で調べたり試したりしているのであれば、私はすぐに正解を教えないようにしています。 一人で考えられるところは任せ、どうしても整理できない部分があれば一緒に確認します。自分で何とかしたいけれど、少しだけ届かないという場面を支えることで、完成させるだけではなく、自分で考えて進める経験を残せるからです。

答えをすぐに教えずエラーの原因を自分で考える時間を残す

ゲーム制作でエラーが出たときも、まずはどこまで正しく動いているのかを確認します。直前に何を変更したのか、条件を一つ変えると結果がどうなるのかを順番に見ていきます。 原因を予想して試し、その結果から次の方法を考える。この繰り返しは、プログラミングを学ぶうえで大切です。正しいコードを覚えることだけではなく、自分で問題を整理する経験につなげています。

中学生や高校生の自主性を尊重して少し届かない部分を支える

中学生や高校生では、自分でプログラミングを学び、ゲームやアプリを作っている子もいます。一方で、独学では原因を見つけられないエラーや、次に何を学べばよいのか分からない場面も出てきます。 私は、本人が進められる部分まで細かく指示するのではなく、困っているところを一緒に整理する形で支えています。鷺沼駅から徒歩二分の教室では少人数制で授業を行い、オンラインではマンツーマンでの指導にも対応しています。 ゲーム制作や独学で、もう少し自分で進めたいのに手が止まっているという場合は、現在取り組んでいる内容からご相談いただけます。 お問い合わせはこちら

ゲーム制作からPHPや機械学習まで興味に合わせて学びを広げる

ゲーム制作をきっかけにプログラミングへの興味が深まれば、学ぶ対象をゲームだけに限定する必要はありません。ScratchからUnityやUnreal Engineへ進むほか、本人の興味や理解度に応じてPHPや機械学習などを学ぶこともできます。 大切なのは、技術の名前をたくさん覚えることではなく、自分が何を作りたいのか、そのために何を学ぶ必要があるのかを考えることです。

情報工学と開発実務、地域での指導経験を生かして学習を支える

私は電気通信大学大学院で情報工学を学び、その後はWebアプリケーション開発やサービス運営、技術サポート、データ分析、サーバー管理、セキュリティ対策などに携わってきました。 独立後は川崎市の学習支援事業で高校受験対策の数学を支援し、地域でプログラミング教室も行ってきました。鷺沼小学校では三年間にわたり寺子屋先生として活動し、そこで開催したプログラミング教室では延べ七百人を超える生徒を指導しています。 こうした経験も生かしながら、ゲームが好きという気持ちを否定せず、作ることや調べることへ興味を広げられるように支えています。ゲームとの付き合い方を考えることは、遊ぶ時間を調整するだけではなく、好きなことを次の学びへどうつなげるかを考えることでもあります。

 

まとめ

ゲームは、遊ぶこと自体が勉強の邪魔になるとは限りません。一方で、宿題が後回しになる、睡眠時間が短くなるなど生活に影響が出ている場合には、付き合い方を見直す必要があります。ゲーム時間だけを見るのではなく、勉強や睡眠、学校生活を含めて考えることが大切です。 また、ゲームには状況を判断したり、失敗した原因を考えて別の方法を試したりする場面があります。ただし、ゲームを続けるだけで専門的な知識や技能まで身につくわけではありません。そこで生まれた興味を、調べることや自分で作ることへ広げていく視点が必要です。 ゲーム制作は、その一つの方法です。Scratchでマンカラやオセロを作るだけでも、勝敗の条件や石の動きを細かく分けて考えなければなりません。さらに中高生では、理解度や目的に合わせてUnityやUnreal Engineなどを使った制作へ進むこともできます。ゲームを遊ぶ側から作る側へ移ることで、プログラミングだけでなく、数学や英語の知識を使う場面も出てきます。 私は、子どもが自分で何とかしようとしている時間を大切にしています。特に中学生や高校生には、答えを先に示すのではなく、本人が考えて進める部分を残し、一人では少し届かないところを支えるようにしています。 考える力をみがく、パソコン家庭教師では、Scratchを使ったゲーム制作から、UnityやUnreal Engine、PHP、機械学習など、本人の興味や学習段階に合わせた指導を行っています。ゲームが好きという気持ちを否定するのではなく、生活とのバランスを考えながら、自分で調べる、考える、作るという経験へつなげていきます。独学で少し先へ進めずにいる場合や、ゲームへの興味をプログラミング学習へ広げたい場合は、現在取り組んでいる内容からご相談ください。 お問い合わせはこちら