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マンカラ(二人用)のプログラムをScratch(スクラッチ)で作りました

2018/11/07


川崎市の小学校、わくわくプラザなどで、流行っている遊びの1つに、マンカラというのがあります。

インドが発祥の遊びらしいのですが、何通りか遊び方があり、無料スマホアプリでもダウンロードできますので、ぜひ試していただきたいのですが、川崎市の小学校、わくわくプラザなどでの遊び方は、ローカルルールでとても簡単です。

自分の側の6つの器と相手側の6つの器。器の中には3つずつ石が入っており、自分の側の器の1つを選ぶことができます。選んだ器の中の石を1つずつ順に右側の器に入れていきます。自分から見て右側のゴールの器に最後の石が入ったらもう一度、自分の手番です。自分のゴールの器を超える数の石は、相手の器に順に入れます。相手と自分と交互に順番を繰り返し、器にあるすべての石がゴールの器に先に入った方が勝ちです。

 

ルールが単純で、将棋と違い、駒の動きを覚える必要もないので、低学年から高学年まで人気の遊びです。

今回、このマンカラを、さすがにコンピューター対戦型のプログラムは難しいので、二人用のプログラムとして、Scratch(スクラッチ)で作成しました。

Scratch(スクラッチ)を使えば、シューティングゲームなど動きのあるゲームが簡単に作ることができてしまいますが、動きの少ないこういった昔ながらのゲームの方が、作り込むのは難しいです。変数を理解し、それを正しく扱い、制御しなければならないからです。どういう条件のとき、どのように変数を変えるかをプログラムするのですが、変数の動きがビジュアル化(視覚化)されていないので、難しいのです。プログラミングを本業にしている人は、デバッグ(プログラム上の間違い修正)に苦慮しますが、その理由の1つは、そういうことなのですね。

 

考える力をみがく、プログラミング教室の先生が書いた本

 

 



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