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ロト6予想日記への道

2017/03/04


ロト6予想日記への道

 


ろと6おつげ
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このプログラムに関するお問い合わせは、maekawa114@aol.com まで。

1.       1. ロト6とは
 
1~43のうち、6つの数字を選択する、選択式宝くじのことです。
 詳しくは、みずほ銀行の宝くじコーナーを参照ください。

 

2.       2. 宝くじ購入のすすめ
 
宝くじの売り上げの一部は、義援金に充てられる。宝くじに当選しなかったとしても、宝くじを購入した金額の一部は寄付したとでも思えば、世の中のために少しは役に立ったと思えるに違いありません。
実際には、収益を得た地方自治体に一任されている模様です。(みずほ銀行「宝くじのしくみ」

 ギャンブル依存症の方は、負けて当然と思えば、大金をつっこむことはできないはずです。宝くじなら、小額の100円から購入できます。あとは、我慢の問題です。宝くじなんて当たらない?

 そんな方に、数字選択式宝くじ。ロト7、ロト6、ミニロト、ナンバーズがあります。自分で番号を予想して購入する楽しみがあります。高額当選を狙わないのなら、ナンバーズ3の下2けたの数字を当てるミニという買い方があります。確率で言えば、100分の1。パチンコなどは、ドラム回転チャッカーに玉が1発入って、333分の1。パチンコで1回当てても、5000円。ナンバーズ3のミニなら、9000円ほどのリターンが期待できます。あとは、抽選日までの我慢の問題。

 禁煙を考えている方にも、数字選択式宝くじをおすすめ。タバコ1箱400円というのは、数字選択式宝くじ2口購入に相当します(ロト7は例外的に1口300円)。タバコでイライラを沈めるのではなく、宝くじ当選の期待へと転化させる。タバコを1箱買う代わりに、数字選択式宝くじを2口買う。あとは、深呼吸するなり、ガムでも噛んで抽選日を待つだけ。

 

 

3.       3. そもそも予想できるのか?
 
最も簡単な予想は、そのときのフィーリング、ひらめき、勘。勘の鋭さを磨くという人がいるかもしれません。私などは、ロト6の当選数字をこれまで過去750回以上の抽せん結果の履歴から予想します。

 理系の方などは特に、抽せんは乱数だから、傾向はあらわれないなどと言うかも知れません。私も理系出身なので、はじめはそう思っていました。しかし、完全な乱数などあり得るのだろうか。たとえば、コイン投げ。表が出る確率、裏が出る確率はともに2分の1。では、実際にやってみれば良い。どちらかに偏りが生じないか?100回投げたときに、表が51回、裏が49回など。2分の1という確率は、コイン投げに影響を与えない理想環境において無限回試行したときの理論値なのだ。つまり、誤差と思われる偏りを味方につけたものが、ギャンブルを制す。アインシュタインは実験結果において誤差を誤差と見なかったことで、ニュートン力学のうえに新理論を打ち立てるという快挙を成し遂げました。天才と言われる人の目のつけ所は違うものです。

 さらに、乱数であるならば、偏りを平準化しようとする見えない力が働きます。コイン投げを100回やったとして、前半の50回に出る表の数と、後半の50回に出る表の数は、どちらも裏の出た数より多いのでしょうか。これをロト6に当てはめてみると。詳しくは、本ページの「12.確率論から言えば数字の出現回数の差は埋まるはず」をご覧ください。

 

4.       4. 抽せん結果の履歴から傾向をつかむ
 結論から言えば、抽選される数字には傾向があります。確率論でロト6を論じれば、抽選を無限回試行したとき、出る数字の回数は、すべて同じでなければならなりません。つまり、神の見えざる手が働き、数字の出る回数が平準化される方向へ力が働くはずなのです。同じ数字ばかり出たり、出なかったりというのは公平な抽選からはあり得ません。つまり、出る数字の傾向をとらえ、傾向にのっとって買い続けることこそ勝利への道。

 私の場合、人工知能アルゴリズムであるニューラルネットワークとジェネティックアルゴリズムを利用しています。前回の当選数字を入力し、次回の当選数字を予想します。過去の当選数字を見て、予想数字が的中していたら、評価値を上げ、評価値の高い子孫を残すという方法をとっています。



 また、確率計算により、前回の数字から次回出やすかった数字というのは計算できます。

ブログ「人生成功のアルゴリズム」で、最新調整版の実績をレポート中!

 

 

5.       5. ロト、ナンバーズ予想のお手伝いをちょっとだけ
 
予想のお手伝いをするつもりで、自作の予想ソフトウエアを販売しています。確率の高い順、人工知能アルゴリズムによる評価値の高い順に数字を並べます。

・ロト6予想ソフトウエアAI&P2
・ミニロト予想ソフトウエアAI&P2
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・ナンバーズ4予想ソフトウエアAI&P2
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いずれも、ヤフオク!で500円で販売中。 ミニロト予想ソフトウエアのサンプルをこちらからダウンロードいただけます。
1~2ヶ月を目処に、最新の調整版を販売提供の予定です。

 

6.       6. 軸?
 
買い続けた方が良い数字があるかもしれません。出現回数の平均値近辺の回数出現している数字は、出やすい気がします。1つの仮説として、抽選された数字の出現回数の平均は、全数字の出現回数の平均値に近くなるのではないか。後日、検証する予定です。

 

7.       7. ロト6予想ソフトウエアAI&P3
 ロト6予想ソフトウエアAI&P2の「確率」では、前回の数字から次回出やすかった数字を計算しています。確率の計算には、さらに一緒に抽選されやすかった数字を算出することができます。ロト6予想ソフトウエアAI&P3では、この計算結果を加味します。この数字は抽選される!と思う数字を2つ選ぶことで、予想結果の出力も違うものとなります。こだわりのある人向けにご用意しました。

・ロト6予想ソフトウエアAI&P3
・ミニロト予想ソフトウエアAI&P3
・ロト7予想ソフトウエアAI&P3

いずれも、ヤフオク!で500円で販売中。
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ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクスのマルチコピー機で購入できる新聞も1部200円で販売しております。

⇒ ご購入の方法はこちらをご覧ください


8.       8. 一回に何口買うべきか
 
1口200円の宝くじ。ロト6であれば週2回。ナンバーズなら週5回。それぞれ月1口ずつ買い続ければ、ロト6なら1600円、ナンバーズなら8000円。おこづかいのうち、いくらを宝くじ購入にあてられるかによると思います。ジャンボ宝くじは、4ヶ月に1度。連番とバラを買って1回6000円という方が多いのではないでしょうか。6000円を4で割って1500円。となると、ジャンボ宝くじに代えてロト6というのも悪くありません。タバコの替わりにという方なら、喫煙習慣の程度によるでしょう。

 さて、もう一考。年間ではいくらか。19600円です。実は、毎回1口ずつ買うよりも、1年の集大成として、1回に1年分の98口を購入するほうが、当選する確率が高い。確率が一気に98倍になるのはおわかりでしょう。しかし、1年間待てるかどうか。また当たらなかったときの失望に耐えられるかどうか。4等9000円の当選確率は、0.16%。これが98倍になったところで、15.7%。どうやら4等も当たりそうにない。だいたい、4等2本が当たっても元が取れないとは。どうやら、1年間にまとめて購入するのは、ストレスが溜まるという意味でバランスが悪いようです。マークシートもまとめて塗る労力が大変そう。

やはり、毎回購入する方が、毎回楽しみがあり、ストレスがないように思います

 

9.       9. 当選数字が1つか2つ的中する確率ってどのくらい?
 
3つの数字が的中すると、5等当選で、1000円ゲット。さて、この確率は?
 みずほ銀行宝くじコーナによると、1554006069454。百分率に直すと、2.55
50口買えば、1回は5等が当たるかもしれない確率です。

 では、1つの数字が的中する確率はどれぐらいでしょう。
ロト6は、43個の数字の中から6つの当選数字を当てる問題ですが、数学の問題で良く見られる、赤玉、白玉問題に置き換えることができます。つまり、ロト6は、37個の白玉と6個の赤玉を、取り出した玉を戻さず、順次6個取り出す問題に等しい。

 一番初めに赤玉(当選数字)を引く場合は、
6/43)・(37/42)・(36/41)・(35/40)・(34/39)・(33/38)=313845840/43894478800.0715
となる。2~6番目に引く場合も同じ計算結果になるから、
0.0715×6×100
42.9

 2つの数字が的中する確率は、(6/43)・(5/42)・(37/41)・(36/40)・(35/39)・(34/38)を同様に計算して、16.25

 したがって、1つか2つ、数字が的中する確率は、42.9016.2559.15
すなわち、2口購入すれば、1口は1つか2つ数字が的中し、「おしい!」と思うことになります。

 ちなみに、全く数字が的中しない確率は、白玉を6回引く確率だから、
37/43)・(36/42)・(35/41)・(34/40)・(33/39)・(32/38)=167484448043894468800.3813
0.381×100
38.1%<59.15
実は、理論上は、全く数字が的中しない方が確率が低いのです。

10.   10. もしも出現回数ベスト6を買い続けていたら?
 
1~43の数字は、確率の理論値どおり、きれいに同じ数だけ出るかというと、そんなわけはない。少しだけ偏っているのです。最も出ている数字と、最も出ていない数字の差は、どれぐらいなのでしょうか。第1回から第762回までの当選数字の出現回数を数えてみました。

当選数字

27

18

28

30

8

37

出現回数

144

138

138

138

137

137

  

当選数字

3

9

29

32

1

24

出現回数

110

109

109

104

101

98


 最も出現している当選数字の回数と最も出現していない当選数字の回数は、14498147。思っているより偏りがあるようです。出現回数ベストの6つを軸にするというのも手です。そして出現回数ワーストの6つの数字を外す。しかし、敵もさるもの。第762回でワースト6に入っている249が出現しています。
 さて、もし出現回数ベスト6の数字を買い続けていたら1等が当選しているのか見てみました。残念ながら、1等当選はありませんでした。4等が1回、5等が19回という結果。恐るべきことに、762回中の的中としては、確率理論値どおりでした。
 気になるので、出現回数ワースト6の数字を買い続けていたらというと、4等が1回、5等が13回という結果。確率理論値よりは劣りますが、4等が1回当たっているというのは驚きです。どうも当選数字の出現回数を過信するのは良くない気がします。

11.   11. ボーナス数字になりやすい数字はあるの?
 ボーナス数字になりやすい数字というのはあるのでしょうか。第1回から第773回までのボーナス数字の出現回数を数えてみました。

ボーナス数字

27

28

30

13

10

出現回数

27

27

27

26

25

  

ボーナス数字

1

32

24

15

29

出現回数

11

11

10

9

8


 ボーナス数字になりやすい数字は、実は、出現回数の多い数字と似ていますね。すなわち、出現回数をもとに予想するときには、ボーナス数字になりやすい数字は、むしろ予想数字に含めたほうが良い。さらには、抽選数字の出現回数に傾向があり、ボーナス数字がその傾向に似かよっているということは、ボーナス数字抽選のために何かしら特別なことはされていない、公正な抽選が行われていると言えます。

12.   12. 確率論から言えば、数字の出現回数の差は埋まるはず
 抽選数字の出現に傾向があることは、出現回数の最大値と最小値の差があることから直感的にわかります。しかし、確率論から言えば、抽選を無限回繰り返すことで、各数字の出力回数は同じにならなければなりません。773回抽選が行われていますが、これまで、その差は埋まる方向で、数字は抽選されたのでしょうか。第1回~第387回の出現回数と第388回~第773回の出現数字とその回数を比較してみました。

 第1回~第387回の出現回数ベスト10ワースト10の当選数字

当選数字

30

13

17

36

27

8

39

11

28

18

35

41

出現回数

81

74

73

73

72

71

71

70

70

69

69

69

当選数字

12

43

1

5

34

29

14

42

2

32

24

出現回数

58

58

57

57

56

54

52

52

47

46

39


 388回~第773回の出現回数ベスト10ワースト10の当選数字

当選数字

2

12

14

6

10

27

16

37

21

20

出現回数

75

75

75

74

74

74

72

72

71

70

当選数字

7

25

30

39

19

36

29

11

17

3

1

9

出現回数

58

58

58

58

57

57

56

55

48

47

46

46


 第1回~第387回のベスト10に出現している数字が、第388回~第773回のワースト10に現れています(緑の数字)。またその逆、 第1回~第387回のワースト10に出現している数字が、第388回~第773回のベスト10に現れています(青の数字)。このことから、確率論に則り、出現回数を平準化(同じ出現回数に)するように何らかの力が働いていることがわかります。
 おもしろい結果となっているのは127(赤の数字)。1はどちらのワースト10にも現れています。27はどちらのベスト10にも現れています。出現回数が平準化される力が働くのであれば、ある期間で見たときに1の出現回数が増えていなければなりません。また、27は減らなければなりません。となれば、1は買いで、27は外すべきですか?次の700回以上の長い期間で見れば、そのはずです。
 ロト6においても、出現回数を平準化する力が働いていることは、今回の分析で明らかになりました。ある期間で見れば、出現回数の多い数字があり、出現回数の少ない数字があります。すなわち出現傾向があります。どの期間で傾向を捉えるか。これが問題です。

13.   13. 一緒に出やすい数字はあるの?
 
ロト6において、一回に抽選される数字は、ボーナス数字を含め、7つです。一回の抽選で一緒に出やすい数字はあるのでしょうか。第1回から第793回の抽選結果から、数えてみました。10と28は、32回も一回の抽選で一緒に出ています。一方、22と24は、5回しか一回の抽選で一緒に出ていません。明らかに、一緒に出やすい数字というのがあります。

一緒に出やすい数字一緒に出にくい数字(回数表現)

抽選数字

抽選数字

回数

10

28

32

6

31

31

8

13

30

10

12

30

13

30

30

27

39

30

37

39

30

20

33

29

 

1

6

9

1

12

9

5

24

9

7

22

9

11

29

9

24

40

9

24

42

9

3

38

8

4

29

8

29

43

7

22

24

5


 さて、察しの良い方なら、出現回数が少なければ、一回の抽選で一緒に出る回数が少ないことに気が付くでしょう。そこで、出現回数が不利にならないように、確率で表現することもできます。その計算式を説明します。一緒に出た数をABとします。Aのこれまでの出現回数をa回、Bの出現回数をb回、ABが一回の抽選で一緒に出た回数をc回とすると、
  c ÷ a b c
で表現できます。確率表現の結果を確認すると、一回の抽選で一緒に出やすい数字は、6と31で、一緒に出にくい数字は22と24であることがわかります。つまり、数字を予想するとき、6が出ると予想すれば31も一緒に出ると予想した方が良いかもしれません。また、22が出ると予想したときには24は一緒に出ないと予想して良いかもしれません。

一緒に出やすい数字一緒に出にくい数字(確率表現)

抽選数字

抽選数字

確率

6

31

0.12971

10

28

0.12749

22

25

0.12670

7

19

0.12329

7

41

0.12281

 

7

22

0.03750

4

29

0.03404

3

38

0.03390

29

43

0.03057

22

24

0.02232

 

14.   14. 前回の抽選結果から次回出やすい数字はあるの?
 
ではこんなことも思いつくでしょう。前回のこの数字の出たあと、次回、出やすい数字があるのでしょうか。「13.一緒に出やすい数字はあるの?」と同様に、1~43が出た次の回に出やすい数字出にくい数字(確率表現)を計算してみました。28が出た次の回は7が出やすいようです。そして、7が出た次の回は24は出にくいようです。

次の回に出やすい数字出にくい数字(確率表現)

前回の
抽選数字

予想される
抽選数字

予想された
抽選数字が
出る確率

28

7

0.15790

13

43

0.15284

6

30

0.14754

29

8

0.14732

23

10

0.14694

 

9

7

0.03913

11

43

0.03750

24

43

0.03196

19

3

0.03097

7

24

0.02703

 

15.   15. 13.14.の結果を利用すると!
 14.の結果を利用すると、前回の数字(ボーナス数字を含む)から次回出やすい数字7つを選択できます。そして、13.の結果から、次回出やすい数字と一緒に出やすい数字7つを選択することができます。合計14個の数字の中から次回の数字を予想すれば、当選の確率が高くなるというわけです。この予測方法を過去の792回の抽選結果に適用し、当選が含まれているか数えてみました。
 結果、1等当選はありませんでしたが、2等当選が7回、3等当選が9回、4等当選が49回、5等当選が177回となりました。合計241回の当選。792回中、241回ですから、
 (241/792)×100=30.4%
最善の数字を選択できた場合、当選の確率は、30%ということになります。

 これがどのくらい優れている数字か、計算してみたいと思います。
14個の数字を当選数字の候補として選んだとき、5等が当選する確率を9.と同じ要領で、計算します。
 (6/43)(5/42)(4/41)(37/40)(36/39)(35/38)(34/37)(33/36)(32/35)(31/34)(30/33)(29/32)(28/31)(27/30)0.000599364811085264
この数式は、14回、玉を引くとき、最初の3回で赤玉を引くときの式。

赤玉3回を14回中のどこで引くかという並べ方は、
 143(141312)/(321)364
364
通り。したがって、
 0.000599364811085264×364×10021.8%
すなわち、5回に1回は、5等が当たるかもしれない確率です。

792
回に適用すると、
 792×0.218172.79 < 177
 177÷172.79×100102.44
5
等について言えば、1314.の結果を利用した数字の予想は、確率理論値よりも、2.44ポイント上回っている言えます。

同様にして、4等、3等、2等、1等について計算してみました。

 792×0.066752.79 > 49
 49÷52.79×10092.82

 792×0.007215.71 < 9
 9÷5.71×100157.61

 792×0.002311.83 < 7
 7÷1.83×100382.51

 792×0.0004920

4
等について言えば、-7.18ポイント
3
等について言えば、57.61ポイント
2
等について言えば、282.51ポイント
すなわち、1314.の結果を利用した数字の予想は、合計335.38ポイント、確率理論値よりも上回っていると言えます。

16.   16. ナンバーズ3ミニについて一考
ナンバーズ3のミニは、下2桁を的中させれば良く、確率で言えば100分の1です。
1つの買い方として、一の位か十の位の数を固定して、相手となる位の数0から9、すなわち10通りを購入するという方法を考えます。
購入金額は、200円×10通り=2000円、確率で言えば、10分の1で的中します。
一方、的中金額は10000円前後。ここでは計算を単純にするために、10000円とします。

さて、第3748回から第3847回の100回の出現回数を調べてみると、十の位の「2」が18回と最も多いです。
仮に、十の位で「2」を固定して、毎回、20~29の10通りを買ったとしましょう。
「2」は18回的中ですから、10000円×18回=180000円の収入となります。
しかし、この180000円の収入を得るのに、いくらかかったでしょうか。
実は、2000円×100回=200000円の支出なのです。
結局、収支は、180000円-200000円=20000円の損失となります。

では「2」という数字の選び方が悪いのでしょうか。考えてみましょう。
100回抽選したとき、0~9の数字は、何回ぐらい抽選されるのが妥当なのでしょう。
10種類の数字があるのですから、100÷10=10回が、100回中に抽選されるのが妥当です。
すなわち、100回中、18回も抽選されているのは、かなり良い数字。にもかかわらず、この買い方では負け越してしまいます。
勝ち続けるのがいかに難しいかよくわかります。

パチンコでも競馬でも、この間勝ったというのに、どうしてもまたやってしまいがち。今度も!という心理が働くのでしょう。
しかし、ギャンブルの鉄則は、勝ち逃げのようです。勝ったらやめる、これが基本。
え?そんなことはわかってる?勝つには勝つけど、大きく勝たなきゃ意味がない。
だから、ロトで勝ちたい。
そーなんです。私もそんな一人です。

第3748回から第3847回の100回の出現回数1位

百の位

0,1,6

13回

十の位

18回

一の位

1,4

15回

    

17.   17. ナンバーズ4のボックスを買ったとき少なくとも1つ数字が当たる確率は?
ナンバーズ4のボックスも人の心理をくすぐるようにできています。ボックス当選の数字が1つ当たり、
「お!俺って、超能力の素質あるかも!」
と思うかもしれません。
しかし結論から言うと、ボックスの数字が全く当たらない確率より、少なくとも1つ当たる確率の方が高いのです。では、どの程度の確率でしょう。
少なくとも1つ当たる確率を計算するときのセオリーは、1から全く当たらない確率を引くというものです。
ナンバーズ4のボックス当選において全く当たらない確率というのはどのように計算したらよいでしょうか。
ナンバーズ4の当選の仕方には、4つとも数字が異なる場合、2つの数字が同じ場合、2つずつ数字が同じ場合、3つの数字が同じ場合、4つとも数字が同じ場合があります。
それぞれに、当選の場合の数と全く当たらない確率を計算します。

4つとも数字が異なる(○△□×)場合
当選の仕方は、10の数字のうちから4つ選ぶ場合の数10=(10・9・8・7)/(4・3・2・1)と、選んだ数字を並び替える場合の数4!=4・3・2・1をかけて、5040通り。
全く当たらない確率は、10個の数字から当たらない4つの数字を順に選ぶので、(6/10)・(5/9)・(4/8)・(3/7)=1/14
したがって、4つとも数字が異なる場合における任意の当選数字に対して全く当たらない場合の数は、5040・(1/14)=360となります。…(1)

2つの数字が同じ(○○△×)場合
当選の仕方は、10の数字のうちから3つ選ぶ場合の数10=(10・9・8)/(3・2・1)と、選んだ数字を並び替える場合の数12通りをかけて、4320通り。
全く当たらない確率は、10個の数字から当たらない3つの数字を順に選ぶので(7/10)・(6/9)・(5/8)・(4/7)=1/8
したがって、○○△×の場合における任意の当選数字に対して全く当たらない場合の数は、4320・(1/8)=540となります。…(2)

2つずつ数字が同じ(○○××)場合
当選の仕方は、10の数字のうちから2つ選ぶ場合の数10=(10・9)/(2・1)と、選んだ数字を並び替える場合の数6通りをかけて、270通り。
全く当たらない確率は、10個の数字から当たらない2つの数字を順に選ぶので(8/10)・(7/9)・(6/8)・(5/7)=1/3
したがって、○○××の場合における任意の当選数字に対して全く当たらない場合の数は、270・(1/3)=90となります。…(3)

3つの数字が同じ(○○○×)場合
当選の仕方は、10の数字のうちから2つ選ぶ場合の数10=(10・9)/(2・1)と、選んだ数字を並び替える場合の数8通りをかけて、360通り。
全く当たらない確率は、10個の数字から当たらない2つの数字を順に選ぶので(8/10)・(7/9)・(6/8)・(5/7)=1/3
したがって、○○○×の場合における任意の当選数字に対して全く当たらない場合の数は、360・(1/3)=120となります。…(4)

4つとも数字が同じ(○○○○)場合
当選の仕方は、10の数字のうちから1つ選ぶ場合の数10=10/1と、選んだ数字を並び替える場合の数1通りをかけて、10通り。
全く当たらない確率は、10個の数字から当たらない1つの数字を順に選ぶので(9/10)・(8/9)・(7/8)・(6/7)=3/5
したがって、○○○○の場合における任意の当選数字に対して全く当たらない場合の数は、10・(3/5)=6となります。…(5)

したがって、すべての場合における任意の当選数字に対して全く当たらない場合の数は(1)~(5)を合計して、1116
すなわち、全く当たらない確率は、(1116/10)×100=11.16%
少なくとも1つ当たる確率は、(1-0.1116)×100=88.84% > 11.16%
9割近い確率で、ボックス当選の数字のうち少なくとも1つが当たるのです。思ったより高い確率ではありませんでしたか?

 

 

 



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